「埼玉は子どもの医療費、いつまで・いくら無料?」——埼玉県は、2024年10月から県内すべての市町村で対象年齢が18歳(高校卒業)年度末まで統一されました。
さらに主要市では所得制限なし・保険診療分の窓口負担なしが標準で、対象年齢や自己負担金の面では住む市町村による差がかなり小さいのが特徴です。
東京(多摩で差)や神奈川(政令市が移行中)と比べても、埼玉は横並びが最も進んでいます。
※情報は2026年6月24日現在です。制度は変わるため、最終的には各市町村の公式サイトでご確認ください。
結論:県内全市町村が「高校卒業まで」、所得制限なし・窓口無料が標準
先に結論です。
- 県内63市町村すべてで、現物給付の上限年齢は18歳年度末、自己負担金はなし(埼玉県公式資料で全市町村を確認)。
- 県内の医療機関では原則として受給資格証の提示で保険診療分の窓口負担なし。ただし「月21,000円以上」など一部の対象外条件は市町村により異なります。
- 主要市(さいたま・川口・川越・所沢ほか)は所得制限なしも各市公式で確認済み。
つまり埼玉では「どの市町村でも、子どもの保険診療分の窓口負担は高校生まで原則0円」が、県の資料レベルで揃っています。
埼玉県のこども医療費助成のしくみ
こども医療費助成は各市町村の事業で、県と市町村が一部負担金を助成します。県のポイントは次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 県内全市町村で18歳年度末まで(2024年10月統一・入院/通院とも) |
| 助成内容 | 医療保険の自己負担分(一部負担金)を助成 |
| 窓口無料化 | 県内の医療機関では受給資格証の提示で窓口負担なし(現物給付) |
| 所得制限 | 県の規定はなく市町村が設定(主要市は所得制限なし) |
| 申請 | 必要(手続きは市町村ごとに異なる) |
主要市の状況(公式確認済み)
人口の多い市はいずれも、高校卒業まで・所得制限なし・窓口無料です。
| 市 | 対象年齢 | 所得制限 | 窓口負担 |
|---|---|---|---|
| さいたま市 | 18歳年度末まで | なし | なし(全額助成) |
| 川口市 | 18歳年度末まで | なし(小学生以上の支給制限を廃止) | なし |
| 川越市 | 18歳年度末まで | なし | なし(完全無料) |
| 所沢市 | 18歳年度末まで | なし | なし |
| 越谷市・草加市 | 18歳年度末まで | なし | なし |
さらに、埼玉県の公式資料「こども医療費支給事業 現物給付市町村別概要(令和7年4月1日現在)」では、**63市町村すべてが「現物給付の上限年齢=18歳年度末/自己負担金=なし」**と記載されています。つまり、さいたま・川越・川口・所沢などの主要市だけでなく、町村も含めた全自治体で「18歳まで・窓口無料・自己負担なし」が確認できます(細かな違いは、入院時の食事代を助成するか、現物給付の対象外条件くらいです)。
注意点:1か月21,000円ルールと県外受診
多くの市町村では、同じ医療機関で1か月の保険診療の自己負担が21,000円以上になると現物給付の対象外となり、いったん窓口で支払って後日払い戻しになります(高額療養費との調整のため)。ただし、さいたま市など一部の自治体ではこの条件がないため、最終的には受給資格証や各市町村の公式でご確認ください。日常的な受診ではほぼ関係ありません。
また、神奈川県や東京都など県外の医療機関で受診したときは、受給資格証が使えず、いったん支払って後日「償還払い」申請になります。
チェックすべきポイント(埼玉は項目が少ない)
| チェック項目 | 見るポイント | 埼玉県内 |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 高校卒業まで助成があるか | ◎ 全63市町村18歳まで(県公式で確認) |
| 窓口負担 | 窓口での支払いがあるか | 原則なし(県内)/一部市町村は月21,000円以上で対象外 |
| 所得制限 | 所得で対象外にならないか | なし(主要市で公式確認) |
| 申請 | 手続きが必要か | 必要(市町村ごと) |
よくある質問
Q. 埼玉ならどこに住んでも高校生まで無料ですか? A. はい。埼玉県の公式資料で、63市町村すべてが「18歳年度末まで・自己負担なし・窓口無料」と確認できます。所得制限も主要市はなしです(小規模町村の所得制限のみ、念のため各公式でご確認を)。
Q. 申請は必要ですか? A. 必要です。手続き方法は市町村ごとに異なるので、お住まいの市役所・町村役場で受給資格証の交付申請をしてください。
Q. 県外の病院でも無料ですか? A. 埼玉県内は窓口無料ですが、県外(東京・神奈川など)では受給資格証が使えず、いったん支払い後日払い戻し(償還払い)になります。
まとめ
埼玉県は、2024年10月から県内全市町村で高校卒業まで対象となり、主要市は所得制限なし・保険診療分の窓口負担なしが標準。関東のなかでも横並びが最も進んでおり、対象年齢や自己負担金の面で住む市町村の差が小さいのが強みです。注意点は「同一医療機関で月21,000円以上は後日払い戻し(さいたま市など条件がない自治体もあり)」「県外受診は償還払い」「申請が必要」。気になる市町村は公式で受給資格証の手続きを確認しましょう。
関東甲信越の他県との比較や、東京都のこども医療費助成まとめ・神奈川県の記事もあわせてどうぞ。エリア全体の比較は → 関東甲信越の子育て支援を比較【2026】
出典
- 埼玉県 こども医療費助成制度(2026年4月7日掲載) https://www.pref.saitama.lg.jp/a0702/nyuji.html
- 埼玉県 こども医療費支給事業 現物給付市町村別概要(令和8年4月1日現在・全63市町村) https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/201832/genbutu_kodomo_20260401.pdf
- 埼玉県 福祉3医療費支給事業における現物給付(窓口無料化) https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0702/kennaigenbutu.html
- さいたま市 子育て支援医療費助成制度 https://www.city.saitama.lg.jp/003/001/011/p006270.html
- さいたま市 対象年齢を18歳の年度末まで拡大 https://www.city.saitama.lg.jp/003/001/011/p114348.html
- 川口市 子ども医療費支給制度【令和6年10月~】 https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01080/020/5/2/4209.html
- 川越市 こども医療費支給制度 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/kenkofukushi/byoki_iryo/iryohijosei/ninshin_iryo/kodomo_hitorioya/kodomoiryohijosei.html
- 所沢市 子ども医療費助成制度 https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kosodatekyouiku/kosodate/kodomonoteate/iryohijyosei/kodomoiryojoseihoho.html
- 草加市 こども医療費支給制度 https://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1601/010/010/030/PAGE000000000000078240.html
- 越谷市 こども医療費支給制度 https://www.city.koshigaya.saitama.jp/kurashi_shisei/kosodate/teate/kodomoiryo.html
- 生活ガイド/goo住宅・不動産 埼玉県の子ども医療費助成<通院>一覧 https://house.goo.ne.jp/chiiki/kurashi/tsuuin/saitama.html


コメント