茨城県のこども医療費助成「マル福」を市町村別に比較【2026】| 全市町村で所得制限撤廃・高校生まで対象/差は外来600円

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「茨城は子どもの医療費、いつまで・いくら?無料?」——茨城県のこども医療費助成は「マル福(医療福祉費支給制度)」という独自のしくみです。県資料(令和8年4月1日時点)では、全市町村が所得制限を撤廃し、ほぼ全市町村で高校生まで対象になっています。ただし東京・埼玉のような「完全無料」とは違い、外来1回600円などの自己負担が残る市が多いのが特徴。住む場所による差は、主に「外来の自己負担を撤廃しているか」に絞られます。

※情報は2026年6月24日現在です。制度は変わるため、最終的には各市町村の公式サイトでご確認ください。

結論:所得制限は全市町村で撤廃・高校生まで対象、差は「外来600円」だけ

先に結論です。

  • 所得制限:県のマル福本体には所得制限がありますが、県資料(令和8年4月1日時点)では44市町村すべてが市単独事業で所得制限を撤廃済み。実質、茨城県内では所得制限なしが共通です。
  • 対象年齢:外来も高校3年生まで拡大したのが43市町村(さらに1市町村は20歳・学生まで)。実質ほぼ全市町村で高校生まで。
  • 自己負担:マル福には外来1回600円(月2回まで)・入院1日300円の自己負担があります。これを撤廃したのは外来で15市町村・入院で14市町村にとどまり、多くの市で外来の自己負担が残ります。

つまり茨城では「所得制限なし・高校生まで対象は県内ほぼ共通。差が出るのは“外来600円を撤廃しているか”だけ」と覚えておくと分かりやすいです。

マル福のしくみ(県の基準)

項目県の基準
対象年齢外来:小学6年生まで/入院:高校3年生まで(年度末まで)
外来の自己負担1医療機関1日600円(同月3回目以降は0円。調剤=薬代は0円)
入院の自己負担1医療機関1日300円(月3,000円まで)
所得制限県基準はあり。ただし全44市町村が市単独事業で撤廃済み(令和8年4月1日時点)
申請必要(医療福祉費受給者証の交付)

→ 県のベースは「外来は小6まで・所得制限あり・通院600円」と手薄ですが、各市町村が上乗せ(所得制限撤廃・対象年齢拡大・自己負担助成)しており、所得制限撤廃と高校生までの拡大はほぼ全市町村で実現済み。残る差は外来の自己負担を撤廃しているかです。

市町村の拡充状況(県公式・令和8年4月1日時点)

各市町村の拡充状況は、茨城県が一覧でまとめています(市町村ごとの○が確認できます)。 👉 茨城県「小児マル福 県内各市町村の単独事業実施状況(令和8年4月1日現在)」(PDF)

このPDFによると、44市町村のうち——

  • 所得制限を撤廃44市町村(全市町村)。茨城県内は所得制限なしが共通です。
  • 外来も高校3年生まで拡大:43市町村(さらに1市町村は20歳・学生まで)。実質ほぼ全市町村。
  • 外来の自己負担(600円)を撤廃:15市町村
  • 入院の自己負担(300円)を撤廃:14市町村

⚠️ 上記の集計は茨城県「令和8年4月1日現在」の資料に基づきます。各市町村の実施内容は変更される場合があるため、最新情報は必ずお住まいの市町村へ直接お問い合わせください。

主要市の例(公式確認)

対象年齢所得制限外来の自己負担
水戸市18歳年度末まで実質なし(超過分は市単独マル福)1日600円(月2回)
日立市18歳年度末までなし600円だが市が助成(実質無料)
土浦市18歳年度末までなし1日600円(月2回)
つくば市18歳年度末までなし1日600円(月2回)
つくばみらい市18歳年度末までなし1日600円(月2回)
ひたちなか市18歳年度末までなし1日600円(月2回)

→ 「所得制限なし+高校生まで」は多くの市で実現していますが、外来600円が残るか・市が助成して実質無料にするかで手厚さが分かれます(日立市は自己負担も助成)。

県マル福を補う市町村独自の上乗せ制度

県のマル福本体には所得制限があるため、各市町村は市単独事業で所得超過者もカバーし(=実質所得制限なし)、さらに対象年齢拡大や自己負担助成を上乗せしています。代表例は次のとおりです。

  • 取手市「ぬくもり支援事業」(マル福非該当の0歳〜高校生相当を市単独で助成)
  • 神栖市「神福」(市独自の上乗せ助成)
  • 守谷市「すこやか医療」(県マル福の所得制限超過者が対象)

チェックすべきポイント

チェック項目見るポイント茨城県内
対象年齢高校生まで助成があるか◎ ほぼ全市町村が外来も高校生まで拡大
所得制限所得で対象外にならないか◎ 全44市町村で撤廃済み
外来の自己負担通院1回600円が残るか残る市が多い(撤廃は15市町村)
申請手続きが必要か必要(受給者証の交付)

お住まいの市町村を調べるには

お住まいの市町村が「外来・入院の自己負担(600円/300円)を撤廃しているか」「対象年齢をどこまで広げているか」は、次の県公式一覧(PDF)で市町村ごとに確認できます(所得制限は全44市町村で撤廃済み)。最新の運用は各市町村へ直接ご確認ください。 👉 茨城県「小児マル福 県内各市町村の単独事業実施状況(令和8年4月1日現在)」(PDF)

よくある質問

Q. 茨城は子どもの医療費が無料ですか? A. 所得制限なし・高校生まで対象は県内ほぼ共通ですが、外来は1回600円(同月3回目以降は0円、薬代は0円)の自己負担が残る市が多いです。外来の自己負担を撤廃したのは15市町村、入院の撤廃は14市町村にとどまります。

Q. 所得が高いと対象外ですか? A. 県資料(令和8年4月1日時点)では、44市町村すべてが市単独事業で所得制限を撤廃済みです。県のマル福本体には所得制限がありますが、各市が市単独事業で所得超過者もカバーしているため、実質的に所得制限なしで利用できます。

Q. 薬代もかかりますか? A. 調剤(薬代)は自己負担なしです。自己負担があるのは外来(1日600円)と入院(1日300円)です。

まとめ

茨城県のこども医療費助成は「マル福」という独自のしくみ。所得制限は全44市町村で撤廃済み、対象年齢もほぼ全市町村が高校生まで拡大しています。残る差は外来1回600円の自己負担を撤廃しているかで、撤廃したのは外来15市町村・入院14市町村。東京・埼玉のような「完全無料」とは前提が違うので、住まい選びでは「外来の自己負担を市が撤廃・助成しているか」を各市公式で確認しましょう。

東京都神奈川県埼玉県千葉県の記事もどうぞ。


出典

  • 茨城県 医療福祉(マル福)について(2026年4月1日更新) https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/koso/fukushi/koso/guide/guide03.html
  • 茨城県 小児マル福 県内各市町村の単独事業実施状況(令和8年4月1日現在・PDF) https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/koso/fukushi/koso/guide/documents/20260401_kodomomarufuku.pdf
  • 水戸市 子ども医療福祉費助成制度(マル福制度) https://www.city.mito.lg.jp/site/shinsei/3148.html
  • 日立市 小児の医療福祉費支給制度 https://www.city.hitachi.lg.jp/shimin/002/002/p013905.html
  • 土浦市 小児|医療福祉費支給制度(マル福) https://www.city.tsuchiura.lg.jp/kurashi-tetsuzuki/kokuho-nenkin/marufuku/kakushu-marufuku/page016824.html
  • つくば市 医療福祉費支給制度(マル福) https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/hokembuiryonenkinka/gyomuannai/3/1001305.html
  • つくばみらい市 小児医療福祉費支給制度(小児マル福・所得制限なし) https://www.city.tsukubamirai.lg.jp/jyumin/kenkou-iryou-hoken/teate/page000692.html
  • ひたちなか市 医療福祉費支給制度(マル福)のご案内 https://www.city.hitachinaka.lg.jp/kurashi/nenkin/1005733/1005734.html
  • 取手市 医療費の助成(マル福・ぬくもり) http://www.city.toride.ibaraki.jp/kokuho/kurashi/kosodate/ninshin/kezaishien/iryohi.html

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